DMMPの計測技術
1)距離の計測

カップまでの最適なテークバック量を計測するには、DMMP目盛の基準線を目の高さに合わせる必要があります。平坦地でも伏し目効果でグリップが下がる傾向にありますのでご注意ください。


<目盛基準を目の高さに合わせる方法>
実戦の場では次の2通りがありますが、どちらかと言えばAがスマートです。
@計測姿勢でグリップ端面を目前にして視界の中央に据え、遠く地平線の風景がグリップ端面に接する場所を記憶します。次に目印の風景を手掛かりに、キャリブレーションで得た長さまで腕を伸ばします。

A計測姿勢のままキャリブレーションで得た腕の長さまで伸ばし、垂直のパターを徐々に下から上へ移動させ、グリップ端面が見えなくなった所で止めます。


室内練習には次の方法がありますが、どちらかと言えばAがスマートです。
@鏡の前に立って正面を見ます。計測姿勢のまま、映る目の高さにグリップ端面を合わせます。地平線を見る顔とグリップの関係、パターを持つ右腕の形、等を感じ取ります。

A室内の壁に目の高さを表すマークを付けます。遠く離れた所で計測姿勢に入り、地平線代わりのマークにグリップ端面を合わせる練習をします。


<計測時の注意点>
人間が地平線と感じるラインは自身が立っているグリーンの傾きからも影響を受けます。
上り斜面で見た地平線は上がり気味となり、逆に下り斜面で見た地平線は下がり気味となります。

  

人間の目の特性を知って、プレー前の試打グリーンで事前のチェックをしておきましょう。



2)テークバック量の目測

<室内練習>
振り子のスイング練習を兼ねて、テークバック量の目測も練習します。基本はテークバック量30cmから60cmまでを10cm刻みで読める様にします。60cmから先は10cm単位で追加します。

グリップの長さは30cmで出来ていますので、60cmのテークバック量は何処でも確認が取れます。10cm刻みで読める様にしておけば、計測した推奨テークバック量の端数は10cm区間の比例配分で定めます。
        

テークバック量を実際に確認する方法は、目的の位置でパターを止めたまま腰を下げ、テープメジャーの上にヘッドを下ろして目盛を読みます。グリップ目盛はテープメジャーに対応した配列になっています。



<試打グリーン上での練習>
プレー前の試打グリーン上では
平坦な場所を選び、グリップ全長30cmを利用して、体中心から30cm、60(又は90)cmの2ヶ所にティーを立て目測基準を作ります。スタンスは30cmティーマークに右靴外側を合わせます。
(プレー中は右靴外側の位置がテークバック量の目測基準になります)


キャリブレーション
を行った後、テークバック30cm〜80cmまでの1〜2ポイント選んでパッティングします。転がったボール位置までを距離(テークバック量)計測して、打った時のテークバック量と比較します。差異があればその原因を確認します。

次に
任意の傾斜を持った場所を選び、仮想カップ位置を決めて距離計測をします。読み取った推奨テークバック量でパッティングして、到達距離に大きな誤差があればその原因を確認します。

プレー前の残された時間は主に
1mのカップイン100%の確認作業(方向と距離)を行います。

DMMPグリップのテークバック量表示はテープメジャー用に換算してあります。テークバック70cm、80cmで打つ場合は、ヘッドの
円弧実長をそれぞれ 約74cm(70〜80の中間)、86cm(80〜90の中間)まで振る必要があります。


<目測時の注意点>
テークバック量を目測で正確に引こうとするあまり、右腕に力が入ってダウンスイングにブレーキを掛けたり、逆にダウンスイングで加速するあまり、ボールを右腕でクリーンヒットする等の弊害がでます。

仮にグリーンの状態を正確に読み、計測通りのテークバックで正しくボールを打ったとしても、テークバック1cmの誤差は狙う距離5mで約24cm、距離10mで約35cmの到達誤差を生みます。(シミュレーションによる)

実際は種々の条件が重なり合って読み通りに行かないのが通例です。パッティングは2パットを原則とします。1stパットはカップから1m圏内に寄せる事を最優先に考えて、

@心身共にリラックスさせてパッティングを楽しみます
Aロングパットが入った時は神の恵みに感謝しましょう


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